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アリアナ・グランデ、ファンへの感謝を込めて新曲「MONOPOLY」を配信
アリアナ・グランデの最新シングル「7 rings」が、2019年4月6日付け全米シングル・チャートにて8週1位を獲得することが確定。自身のシングル「thank u, next」の全米通算7週1位を抜いて、「7 rings」は、アリアナ・グランデの最長ヒット・シングルとなった。
そのニュースをいち早く知ったアリアナは、「これはお祝いしなきゃ!」と思い、「7 rings」の全米8週1位記念&ファンへの感謝、そして昔からの親友且つシンガー・ソングライターであるヴィトリア・モネとの新曲「MONOPOLY」を4月1日未明緊急リリースした。ヴィクトリアは、これまでアリアナのアルバム収録曲の作詞も他の作詞家と共に手掛けており、アリアナ自身の最大ヒットとなった「7 rings」の題材になった“7つの指輪”を持つ1人でもある。また本日、新曲の音源配信開始と同時に、ミュージック・ビデオも公開となった。
この「MONOPOLY」もアリアナとヴィクトリア、そして他に3人の作家を入れて計5名で作詞・作曲されており、最近の、しっかりとセットを組んで、世界観を作りこまれた大がかりなミュージック・ビデオとは対照的に、今回はラフでちょっぴりノスタルジックなタッチのビデオとなっている。また今回のビデオは、アリアナのこれまでのミュージック・ビデオの監督を務めているアルフレッド・フローレスと、アリアナの元カレで「thank u, next」で“歌にされた”リッキー・アルヴァレズの2人が監督を務めているのが驚きだ。(リッキーは最近、写真や映像の仕事を本格化させているようだ。)
「MONOPOLY」は、人気ボード・ゲームの“MONOPOLY”上での架空の人生ゲームについてを歌った楽曲。「私は最近いい感じよ、キミは何してたの?」「自分自身の心をしっかり守ってるよ、キミは?」「ってかごめん、やっぱキミがどこで何してたか興味ないわ」とリリックを軽快に歌う、心地良い曲だ。
ファンの間では、「私、女性と男性どちらも好きなの」という歌詞について「アリアナが、バイセクシュアルをカミングアウトした!」と話題になっているが、ヴィクトリアはバイセクシュアルであり、それを既に以前カミングアウトしている為、「必ずしもアリアナがそうとは限らなくない?」など、物議を醸している。
また、ビデオでは、ネガティヴなワードをポイッと空に投げ捨てる仕草をするシーンがあるが、“ネガティヴィティー”や“アンチ”というワードと共に“トランプ(大統領)”もポイッと捨てるシーンがあり、アリアナの政治への考え方が反映されている。
後半の歌詞では、「クリコ(ヴーヴ・クリコ:フランス製のシャンパン)を飲みながらアルバムを作ったの、覚えてる?」、「エリック・ヴェテロ、ありがとう!大好き(エリック・ヴェテロ:アリアナのヴォーカル・トレーナー)」、「この友情は、ホーム・デポのように(コツコツ育んで)大きくなったよね」といった、アリアナとヴィクトリアの2人の友情について歌われており、聞き手がとてもほっこりする歌詞となっている。
2019年3月18日にアメリカで、ワールド・ツアーをキックオフしたアリアナ・グランデ。会場では、いよいよ来年に迫ったアメリカ大統領選を見据えて、ファンに選挙への感心を持ってもらうためのコーナーを、NPO団体のヘッドカウント(HeadCount)とタッグを組んで設置されている。そのライヴ会場で有権者登録を行うと、「thank u next gen」(サンキュー、ネクストジェネレーション。自身のヒット曲「thank u, next」と「next generation」をひっかけている)と書かれたスペシャル・カードがその場でもらえるとあり、若者にも大好評で、有権者登録の促進が効果的に進んでいるという。
アルバム『Sweetener』のリリースからわずか半年後にアルバム『thank u, next』を発表し、それが自身最大のヒットを記録している。
アリアナ・グランデ「MONOPOLY feat. Victoria Monét」
iTunes / Apple Music / Spotify
アリアナ・グランデ『thank u, next』
CD / iTunes / Apple Music / Spotify
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