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ブライアン・ブレイド&ザ・フェロウシップ・バンド3年ぶりのオリジナル作品
ブルー・ノート・ジャズの著名なブライアン・ブレイド&ザ・フェロウシップ・バンドが20周年を記念して5枚目のアルバム『Body and Shadow』を11月10日にリリースする。先行トラック「Broken Leg Days」はストリーミングまたはダウンロード可能、またはアナログ、CD、デジタルやストリーミング・サービスで発表されるニュー・アルバムのプレオーダーを行うとすぐに楽曲がもらえる特典付きだ。
ザ・フェロウシップは、1997年に結成し、翌年ブルー・ノートよりダニエル・ラノイのプロデュースでセルフ・タイトルのデビューを果たし、新作『Body and Shadow』はそのメンバーの親密な音楽の絆を示す作品になっている。元々は、1988年にドラマーのブライアン・ブレイドがピアニストのジョン・カウハードと、ニューオーリンズのロヨラ大学在学中に出会ったことから歴史が始まる。2人はその翌年に同じ街でベーシストのクリス・トーマスに出会う。
ザ・フェロウシップはさらにアルト・サクソフォーンとベース・クラリネットのマイロン・ウォルデンとテナー・サクソフォーンのメルヴィン・バトラーを迎えた。「バンドをひとつの楽器の集合体として考えているよ」とピアニストのジョン・カウハードは話す。ニュー・アルバムはブレイドとカウハードが楽曲を書き、アレンジ、そしてプロデュースも行い、デンヴァーを拠点に活動するギタリストのデイヴ・デヴァインもフィーチャリングしている。レコーディングは、ロード・アイランドのプロヴィデンスニある歴史的なコロンブス・シアターで行われた。
「いつもバンドとのプロセスやその瞬間をすごく大切にしているよ」とブレイドは話す。「みんな壮大な計画を持って来るんだけど、それでお互いのアイデアを見せ合って、“オーケー、ここはこうしていこう”みたいな感じで進めていくんだ。出来るものは個々人が最初に思っていたことと違うかもしれないけれど、別のフィーリング、エネルギーがあって、予想できないものが出来るんだよ。何を創造するかわからない、その工程にこそ喜びがあるんだ」。
「制作に入り込むと、個人として、グループとして何を作っていくのかがわかるんだ。仲間とは多くの時間を共に過ごしてきたから、お互いを信頼してるし、演奏中にメンバーが何を必要としているかという勘はすぐに働くんだ」。
さらにカウハードはこう続ける「世界にも自分たちにも希望を持っていて、人を感動させるものを創りたいという情熱がある。バンドにはスピリチュアルなバックグラウンドがある。私たちはインスピレーションが与えられる音楽を演奏する土台があるし、知的にも面白いものを創りたいと思っているんだ」。
Written by Paul Sexton
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ブライアン・ブレイド&ザ・フェロウシップ・バンド『Body and Shadow』