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Apple Music、第59回スーパーボウルを前に「ケンドリック・ラマー:ハーフタイムへの道」を公開
先日発表された第67回グラミー賞にて4つの主要部門のうち、「Record Of The Year」と「Song Of The Year」含む全5部門を受賞したケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)。
そんな彼が出演する日本時間2月10日開催、第59回スーパーボウルのハーフタイムショー「Apple Music Super Bowl LIX Halftime Show」に合わせて、Apple Musicにて「ケンドリック・ラマー:ハーフタイムへの道」と題した特集ページなどが公開となった。このページでは様々な楽曲や限定コンテンツを楽しむことができるようになっている。
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昨年はケンドリックにとって素晴らしい年となった。2024年のグローバルランキングではトップ10アーティストに入り、最新アルバム『GNX』はリリースと同時に129か国で1位に上り詰め、「Not Like Us」は全世界のApple Musicで最もストリーミングされた曲となった。キャリアを通じて、ケンドリックの9枚のアルバムが、160か国以上のApple Musicのトップアルバムチャートで首位を獲得している。
Apple Musicの全世界のコンテンツとエディトリアルを統括するレイチェル・ニューマンは次のようにコメントを述べている。
「キャリアを通じて、ケンドリック・ラマーは時代の文化に適応するというよりは、むしろ時代を定義してきました。彼はアーティストの中のアーティストで、心の奥まで本物です。Appleが贈るものとしては3回目となる今年のApple Music Super Bowl Halftime Showで彼がヘッドライナーを務めるのを見られることは、この上ない喜びです。きっと、今後何十年も語り継がれる瞬間となることでしょう」
「ケンドリック・ラマー:ハーフタイムへの道」では、この一大イベントに向けて様々な楽曲や限定コンテンツを楽しむことができる。その内容は、先月ケンドリックが発表した予告編から、ニューオーリンズのミュージシャンや、NFLの選手とチームがキュレーションした限定プレイリスト、さらには100時間を超えるApple Musicによる限定ラジオ番組まで、多岐に渡る。
このすべてのコンテンツが日本時間2月10日にニューオーリンズのシーザーズ・スーパードームで開催されるApple Music Super Bowl LIX Halftime Showを盛り上げることになる。Apple Musicの「ケンドリック・ラマー:ハーフタイムへの道」はこちら。
Halftime Showの記者会見
また、日本時間2月7日午前1時、Apple Music Super Bowl LIX Halftime Showの記者会見で、Apple MusicのラジオでDJを務めるEbro DardenとNadeska Alexisがヘッドライナーを務めるケンドリックに公式インタビューを行うことも発表となった。この模様は、Apple Musicにてライブ配信、およびオンデマンド、そしてAppleのポッドキャスト、YouTube、Facebook、X、またはNFLネットワークでも視聴が可能となる。
さらにファンは、インタビューに先立ち、日本時間2月7日午前0時30分にApple Musicのラジオ番組でDJを務めるゼイン・ロウ、Eddie FrancisがEbroとNadeskaとともに贈る、Apple Musicによるラジオの特別番組も楽しむことができる。このライブ配信の番組は、Apple Musicの過去1年間で最も印象的だった瞬間を取り上げ、スペシャルゲストを迎えてこれまでの代表的なHalftime Showのパフォーマンスを振り返えることが可能だ。
100時間を超えるApple Musicのラジオ番組
Apple Musicのラジオでは、自宅にいても現地にいるかのような臨場感を味わえる独占プログラムを日本時間2月7日から4日間連続でニューオーリンズとロサンゼルスから届けられる。限定プログラムの1つで、毎日放送予定の「Live from Super Bowl LIX NOLA」では、ゼイン、Ebro、NadeskaとEddieが、アーティストやアスリート、その他の著名人の話を通じてスーパーボウルが開催される街の音楽文化に焦点を当てる。
「Super Bowl LIX LA」では、Apple Musicのラジオ番組でDJを務めるHanuman、Brooke Reese、エステル、Jayde Donovanのほか、新たに加わるEvelyn SicairosとLecheroがニューオーリンズの盛り上がりを伝えるとともに、ロサンゼルスからケンドリックの音楽や故郷を紹介。
Ebroが贈る「Kendrick Lamar: Hip-Hop’s MVP」では、ケンドリックの作品カタログを紹介し、ケンドリックのキャリアとディスコグラフィにおける重要な瞬間を取り上げながら、リスナーとともに彼の足跡を時系列で追っていく。
試合前日の土曜日には、Apple Musicがニューオーリンズのクラブシーンを取り上げ、ニューオーリンズ出身のDJであるLegatron Prime、DJ Poppa、マニー・フレッシュ、KLC the Drum MajorによるDJミックスをリスナーに向けて配信。また、Mustardは特別ミックスとして「Kendrick Lamar Megamix」をリスナーに贈る。アクセスはapple.co/_Radioから。
「ケンドリック・ラマー:20曲のストーリー」
Apple MusicとApple Newsで楽しむことができる「ケンドリック・ラマー:20曲のストーリー」では、クラシック・ヒップホップの表現方法や形式を再定義し続けてきたケンドリックの素晴らしい実力と魅力を垣間見るテキストが20曲の楽曲とともに紹介されている。
Shazamのボーナスコンテンツ
Halftime Showのパフォーマンスまでの1週間、ファンはケンドリック・ラマーの楽曲をShazamで認識すると、Apple Music Super Bowl Halftime Showのイベントページにアクセスし、Apple Watchの文字盤やiPhone用の壁紙などのボーナスコンテンツを入手することができる。また、イベントを保存することで、当日のセットリストのプレイリストや写真をタイムリーに受け取ることも可能だ。
ニューオーリンズの教育と創造性を支援
Appleは、ニューオーリンズの教育と創造性を支援することに焦点を当てニューオーリンズとの長期的なコミュニティパートナーシップを結んでいる。
このパートナーシップには、若者に音楽とテクノロジーの教育を広げる取り組みをしているEllis Marsalis Center for Music(EMCM)との連携や、Young Artist Movement(YAM)というプログラムを通じて才気あふれるアーティストに機会を提供するArts New Orleansの支援、地元の文化や歴史についてのポッドキャストを制作できるよう、Delgado Community Collegeの学生にツールやリソースを提供することなどが含まれている。
日本時間2月9日には、世界中の視聴者がSuper Bowl Host Committee Paradeを見ることができ、Apple Musicがスポンサーを務め、YAMのアーティストがiPadでデザインしたパレードのフロートや、EMCMの若者によるジャズアンサンブルを楽しむこともできる。
Written By uDiscover Team