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2024年ロックの殿堂入り式典が開催。メアリー・J. ブライジ、ピーター・フランプトンら16組

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Photo: Kevin Mazur/Getty Images for The Rock and Roll Hall of Fame

現地時間2024年10月19日、オハイオ州クリーブランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスで2024年度の<ロックの殿堂>入り式典が行われ、以下16組が新たに殿堂入りを果たした。

メアリー・J. ブライジ(Mary Jane Blige)
ピーター・フランプトン(Peter Frampton)
ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)
フォリナー(Foreigner)
クール&ザ・ギャング(Kool & The Gang)
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)
デイヴ・マシューズ・バンド(Dave Matthews Band)
シェール(Cher)
ディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)
スザンヌ・ド・パッシー(Suzanna de Passe)
ジミー・バフェット(Jimmy Buffett)
MC5
アレクシス・コーナー(Alexis Korner)
ジョン・メイオール(John Mayall)
ノーマン・ホイットフィールド(Norman Whitfield)
ビッグ・ママ・ソーントン(Big Mama Thornton)

2025年1月1日には同式典で行われたパフォーマンスのハイライトを紹介するテレビ特番が米ABCで放映される予定だ。

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Mary J. Blige – Family Affair (Official Music Video)

クール&ザ・ギャングの殿堂入りを祝したチャックDは、紹介スピーチの中でこの日を「長らく待たれた祝典だ」と述べた。ザ・ルーツのサポートを受けて、ロバート・“クール”・ベルとジェイムズ・“J.T.”・テイラーは、「Hollywood Swinging」「Get Down On It」「Ladies Night」「Jungle Boogie」、そして1980年の全米No.1ヒット「Celebration 」など、グループのヒット曲をメドレーで披露した。

メアリー・J・ブライジは、彼女のトリプル・プラチナ・アルバム『No More Drama』(2001年)に収録されている名曲「Family Affair」で共作したドクター・ドレーによって殿堂入りを果たした。9度のグラミー受賞歴を誇るメアリー・J・ブライジについて、ドクター・ドレーは「メアリーの歌を聴くと、失恋の悲しみの中で自分が一人ではないことがわかる」と語った。

式典のステージで、光沢のある黒い帽子をかぶり、「Love No Limit」「Be Happy」、そして「Family Affair」を含む自身のヒット曲を披露したメアリー・J・ブライジは、「ヒップホップ・ソウルの女王はロックスターになったわ」と受賞スピーチで述べた。

ピーター・フランプトンの殿堂入りを祝したザ・フーのロジャー・ダルトリーは、紹介スピーチの中で、「ようやくこの時が来たね。ピーターは史上最も素晴らしいキャリアを歩んできた。彼が一緒に仕事をした人たちよりも、一緒に仕事をしていない人たちの名前を挙げる方が簡単だろう」と冗談を交えて語った。

彼はザ・ハードやハンブル・パイといったロック・バンドでも活動してきたが、今回の殿堂入りはそのソロ・キャリアの成功を称えるものだ。1976年に全米1位を獲得した2枚組ライヴ・アルバム『Frampton Comes Alive!』には、「Show Me the Way」や「Baby, I Love Your Way」といったヒット曲が収録されている。ピーター・フランプトンは同式典のステージで、キース・アーバンと共に 「Do You Feel Like I Do 」を演奏を披露した。

ノーマン・ホイットフィールドはグラミー賞を受賞したソングライター、プロデューサー、アレンジャーで、モータウン・サウンドの確立に貢献した。

彼のヒット曲には「I Heard It Through the Grapevine」や 「Papa Was a Rollin’ Stone」などがある。ノーマンはテンプテーションズとの仕事でよく知られており、「Ain’t Too Proud to Beg」(エディ・ホーランドと共作)などのヒット曲を手掛け、1969年にグラミー賞を受賞したタイトル曲 「Cloud Nine」を含む、彼らのアルバムの多くをプロデュースした。

1970年代半ばにモータウンを離れたノーマン・ホイットフィールドは、自身のレーベル、ホイットフィールド・レコードを設立し、1976年の映画『カー・ウォッシュ』のサウンドトラックでグラミー賞を受賞している。彼は2004年にソングライターの殿堂入りも果たしている。

Cloud Nine

Written By Sam Armstrong



 

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