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エルトン・ジョンが初のエミー賞を受賞し、ショウビズ界のグランドスラム“EGOT”を達成
英国を代表するシンガーソングライター、エルトン・ジョン(Elton John)が、米時間1月15日にロサンゼルスで開催された第75回エミー賞にて、2022年に全世界へ生配信された『Elton John Live: Farewell From Dodger Stadium』で最優秀バラエティ特番(ライヴ)を受賞し、米ショウビズ界の“グランドスラム”と呼ばれるエミー賞/Emmy、グラミー賞/Grammy、アカデミー賞・オスカー賞/Oscar、トニー賞/Tonyという4つの賞を受賞した史上19人目の“EGOT”達成者となった。
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エルトン・ジョンの夫で、伝記映画『ロケットマン』のプロデューサーとしても知られるデヴィッド・ファーニッシュと共に授賞式のステージでこの賞を受け取ったプロデューサーのベン・ウィンストンは受賞スピーチで次のように述べている。
「私はエルトン・ジョンではありませんが、悲しいことに彼は膝の手術を受けました。彼はとても元気ですが、この素晴らしい賞を授けて頂いた全米テレビ芸術科学アカデミーに彼の愛と感謝をお送りしたいです。エルトンは(引退)ツアーの最後の北米公演であり、ディズニー初の世界規模での生配信もされ、この公演が歴史的なショーになることはわかっていました。ただ、それがこの歴史的な瞬間に繋がることは予期していませんでした。私たちの人生のサウンドトラックを作り上げ、社会に偉大な貢献を果たしてきた人物、私たちのヒーローである彼に賞が授与され、それが彼にEGOTをもたらすことになろうとは」
ロサンゼルスの中心部にあるドジャー・スタジアムでのコンサートは、エルトン・ジョンの引退ツアー“Farewell Yellow Brick Road Tour”の北米最終公演となった。
今回のエミー賞受賞は、1998年の「Candle In The Wind」での受賞を含むエルトン・ジョンの5つのグラミー賞、長編アニメーション映画『ライオン・キング』の挿入歌「Can You Feel the Love Tonight」と伝記映画『ロケットマン』のサウンドトラックからの「(I’m Gonna) Love Me Again」で受賞した2つのアカデミー賞、そしてミュージカル舞台『アイーダ』でのトニー賞“最優秀オリジナルスコア賞”受賞に加えられた。
過去の“EGOT”達成者には、リタ・モレノ、ジョン・ギールグッド、オードリー・ヘプバーン、メル・ブルックス、ウーピー・ゴールドバーグ、ジョン・レジェンド、ティム・ライス、アンドリュー・ロイド・ウェバー、ヴィオラ・ヴィオラ・デイヴィスら18名がいる。
Written By Tim Peacock
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