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ザ・ウィークエンド、ウェンブリー・スタジアム公演でチケット・セールスの新記録を樹立
最新ワールド・ツアー“After Hours Til Dawn Tour”を敢行中のザ・ウィークエンド(The Weeknd)が、ヨーロッパ・ツアー最終日となる現地時間2023年8月18日のロンドン、ウェンブリー・スタジアム公演で、これまで同スタジアムで行われた単一コンサートのチケット・セールスの新記録を樹立した。
このニュースは、Live Nation UKによって「アーティストのエイベル・テスファイ(The Weekndの本名)がウェンブリー・スタジアムの伝統的なコンサート・セットでの売り上げ記録を更新しました」と伝えられている。
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ザ・ウィークエンドはまた、現地時間7月7日と8日にロンドン・スタジアムで行った2夜連続ソールドアウト公演で延べ16万人を動員し、同スタジアムで行われた2日間公演の総観客動員数の記録も塗り替えている。ケイトラナダとマイケル・ディーンも出演した各公演には、それぞれ同スタジアムで行われた単一コンサートでの歴代最高観客動員数となる8万人のファンが集結した。
Varietyの取材に応じたLive Nationのオマー・アル・ジュラニは、次のように述べている。
「ザ・ウィークエンドがソールドアウトを記録している大規模なヨーロッパ・ツアーの中間地点に到達する前に、この偉業を達成したのは信じられないことです。ロンドンでのこの歴史的な瞬間は、彼が長年にわたり築き上げてきたグローバルなファンベースの証明です」
CAAの北米ツアー共同代表である、ダリル・イートンはVarietyの取材にこう述べている。
「非常に大きな成功を収めた大規模な北米ツアーに続き、エイベルはヨーロッパ全土で驚異的な売り上げを記録し続けています。ロンドン・スタジアムでの2夜にわたる公演では、16万人のファンを楽しませ、2023年8月にはウェンブリーでも別のショーが行われる予定です。彼と彼のチームとこの驚くべきツアーで一緒に仕事ができたことを誇りに思っています」
ソールドアウトが続出した2022年の北米スタジアム・ツアーは、史上最高観客動員数を記録し、総収益は1億4800万ドル(約211億2,000万円)を超える成功を収めた。今年第2ラウンドに突入したこのワールド・ツアーはこれまでに3億5000万ドル以上(約507億1,700万)の収益を上げている。
この最新ワールド・スタジアム・ツアーは、ザ・ウィークエンドの2020年のアルバム『After Hours』(今作からのヒット・シングル「Blinding Lights」は、チャビー・チェッカーの1960年のヒット曲「The Twist」を抜き、米ビルボード史上最長チャートイン記録を更新)や、高く評価されている最新アルバム『Dawn FM』(2022年1月にリリース)を祝うものだ。
Written By Will Schube
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