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テイラー・スウィフトとザ・ウィークエンドがアカデミー賞の選考メンバーに招待
テイラー・スウィフト(Taylor Swift)とザ・ウィークエンド(The Weeknd)ことエイベル・テスファイが、映画芸術科学アカデミー(The Academy of Motion Pictures Arts and Sciences)の選考メンバーとして新たに招待された398人のリスト入りし、彼らが受諾すれば、将来のアカデミー賞のノミネーションと受賞者に投票する権限を持つことになる。
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同アカデミーのウェブサイトによると、メンバーは“劇場公開映画の制作に携わる映画芸術家”であることが条件で、俳優、監督、エグゼクティブ、音楽など、18の部門に分かれている。この度新たに音楽部門のメンバーに招待された2人の他にも、オースティン・バトラー、デヴィッド・バーン、キキ・パーマー、キー・ホイ・クァンらが招待リストに名を連ねている。
ザ・ウィークエンドは、2015年公開の映画『フィフティ・シェイズ』のサウンドトラックに収録された「Earned It」で、アカデミー賞の歌曲賞にノミネートされている他、2022年公開の大ヒット映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の主題歌「Nothing is Lost (You Give Me Strength)」は、同部門への2度目のノミネーションを逃したものの、候補リストには挙がっていた。
また、ザ・ウィークエンドは、サム・レヴィンソン、レザ・ファヒムと共同制作したHBOの新ドラマ・シリーズ『THE IDOL/ジ・アイドル』で主演を務め、俳優業にも進出している。同ドラマは今年初めにカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、最終回は7月2日に放送される予定だ(日本ではU-NEXTにて見放題独占配信)。
一方、テイラー・スウィフトはまだ一度もアカデミー賞にノミネートされていない。リース・ウィザースプーンによって2022年に映画化された『ザリガニの鳴くところ』の主題歌「Carolina」が歌曲賞の候補リストに挙がっていた他、2021年のアルバム『Red (Taylor’s Version)』の収録曲「All Too Well」を題材に、彼女が脚本、初監督を務めたショート・フィルム『All Too Well: The Short Film』は、アカデミー賞の短編映画賞にノミネートされるようキャンペーンを展開したものの、惜しくもノミネーションは逃した。他方、このビデオはグラミー賞では最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞している。
そんなテイラー・スウィフトは今後、サーチライト・ピクチャーズ製作の長編映画で脚本、監督を務めることが決定しており、映画制作のキャリアをさらに追求していく予定だ。現時点で、この新作映画の構想、キャスト、公開日などの詳細は明らかにされていないが、彼女は2022年のトロント国際映画祭で、“不躾なコメディ路線”を探求していることを示唆していた。
Written By Lauren Harvey
テイラー・スウィフト『Speak Now (Taylor’s Version)』
2023年7月7日発売
CD / iTunes Store / Apple Music / Spotify
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