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ソルト・ン・ペパによるヒット曲「Shoop」MV舞台裏が紹介：Vevoによるヒップホップ生誕50周年記念

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3月 9, 2023

Salt-N-Pepa - Photo: Frazer Harrison/Getty Images

名曲のミュージック・ビデオの舞台裏を紹介する“Vevo Footnotes”シリーズの最新エピソードで、ニューヨーク出身のアイコニックなヒップホップ・グループ、ソルト・ン・ペパ（Salt-N-Pepa）の1993年のヒット曲「Shoop」が取り上げられている。

この独占コンテンツは、ヒップホップの誕生50周年を祝うVevoによる記念企画の一環となる。

Salt-N-Pepa – The Making Of 'Shoop' (Vevo Footnotes)

同エピソードでは、ペパが、この曲とその歌詞にまつわる裏話を掘り下げている他、「Shoop」をアルバム『Very Necessary』のリード・シングルとしてリリースするためにレーベルを説得した時の苦労話、そして、この曲の大ヒットによりヒップホップ界における彼女たちの地位が確固たるものになったときの興奮についても明かしている。

ペパはこの曲のインスピレーションについて次のように述べている。

「“Shoop”のコンセプトは、私がクイーンズでドライブしている時に、かわいい男の子を見つけて一緒に遊びたくなったというストーリーに基づいているんです。“積極的な私は、彼に電話番号を訊いたけど、だからって尻軽女ではないわ”っていうストーリーがそのままこの曲になって、最初の歌詞が出来上がったんです』

一方、ソルトは、この曲のお陰で、当時のボーイフレンドでマネージャーでもあったハービー（・アゾール）から解放され、「Shoop」が彼女だけでなく、他の女性たちも勇気づけたことやミュージック・ビデオ撮影時のお気に入りのエピソード、そして彼女の娘であるコリンを抱きながらレコーディングを行ったことなどを振り返っている。

「“Shoop”の撮影では、少し自意識過剰になっていましたね。水着でいるのは大変だったし、ステージで踊っている時に何度もショーツからお尻がはみ出してしまったんですよ。この曲の主旨は、男女の立場を逆転させて、つまり男性を逆ナンパすること。歌詞を書く時は、皮肉も交えて男性を客観視するようにしてて。本当に気に入った曲は、レコーディングもしやすいですし。実は、娘のコリンを抱きながら“Shoop”のレコーディングをしていたんですよ」

Salt-N-Pepa – Shoop

Written By Will Schube