Join us

News

シャナイア・トゥエイン、ABBAのビョルン・ウルヴァースのApple Music番組に出演しABBA愛を語る

Published on

Shania Twain – Photo: David M. Benett/Getty Images for Universal Music, Björn Ulvaeus – Photo: Hutton Supancic/Getty Images for SXSW

シャナイア・トゥエイン(Shania Twain)が、ABBAのビョルン・ウルヴァース(Björn Ulvaeus)がナビゲートするApple Musicのラジオ番組「Björn from ABBA and Friends」にゲスト出演し、ABBAへの愛と、彼女の曲をベースにした『マンマ・ミーア!』風ミュージカルの可能性について語った。

こちらから試聴いただける。

<関連記事>
シャナイア・トゥエインが“国際女性デー”に自身の曲を使ったチャレンジを開始
ABBAのアバター・コンサートが、好評により2023年11月まで期間延長

Shania Twain – Man! I Feel Like A Woman (Official Music Video)

「シャナイアが作った曲を聴いた時、とてもストーリー性があり、ミュージカル作品が作れそうな気がしました。私はABBAの曲を基に『マンマ・ミーア!』を作りましたが、そんな可能性について考えたことはありますか?」というビョルンの質問に対し、シャナイアは次のように答えている。

「そうですね、ミュージカルをやってみることに実際興味はあるんです。ご存知の通り、私たちの音楽性はとても異なりますし、ABBAの音楽は間違いなくビジュアル化できますよね。私自身の感性を広げるという意味で、ABBAの音楽が私にどれほどのインスピレーションを与えてくれたか、少しだけお話しさせてください。私は2つから3つの和音(コード)で構成された、とてもシンプルでストーリー性に溢れる楽曲をたくさん聴いて育ちました。でもABBAの曲を聴いた時、アレンジや拍子記号が全く未知の次元で展開されていて、曲が思いもよらない方向に進行していったんです。私の想像を爆発させたABBAの音楽がミュージカル化されたのはすごくよくわかりますし、もしシャナイア・トゥエインのミュージカルができるとしたら、どんな作品になるのかは興味深いですね」

シャナイアはまた、ポップス・ファンだった少女時代の彼女にとって特に思い入れのあるABBAの1曲について、そして自身の育った環境の中で自然と身に付いた作曲スキルについてもこう明かしている。

「ABBA音楽への愛については、永遠に語り続けることができますけど、“Dancing Queen”は、私が初めてダンスフロアで踊った曲なんです。中学1年生、12歳ぐらいの頃はまだとてもシャイなものですが、この曲を聴いた途端、どうしても踊りたくなってしまって、誰に見られているのかなんて気にも留めず、ただ目を閉じて体を動かしながら音楽を楽しんでいました」

Abba – Dancing Queen (Official Music Video Remastered)

「作曲は、子供の頃、現実から逃避するために始めたんです。私はカナダの荒野の人里離れた場所に住んでいたので、5分も歩けば森の中だったんです。私はただギターを森へ持ち出して音楽を作っていました。それは、自分だけの物語や他人には言いたくないようなことを書くための手段でした。人には言えないことも、歌にすることはできます。そうして必要に迫られてやっていたことが少しずつ楽しくなってきて、曲作りがまるで遊びのようになりました。私は人形で遊んだことはありませんが、音楽やメロディ、歌、物語でたくさん遊んでいました」

また、ビョルン・ウルヴァースが高く評価しているという彼女のニュー・アルバム『Queen Of Me』の収録曲「Waking Up Dreaming」について、シャナイアはこう説明する。

「空想するということについてずっと歌にしてみたいと思っていました。空想が大好きなんです。私は、成績表に、“彼女は学校でよく空想しています”と書かれるような子でした。夢を見たり、想像力を膨らませたりすることは、私にとって最も素晴らしい逃避行なので、そんな自分を少しクレイジーにさせるような曲書きたかったんです」

Shania Twain – Waking Up Dreaming (Official Music Video)

さらにシャナイアは、自身のお気に入りのアーティストとして、偉大なストーリーテラーであり、非常にユニークなメロディ・メイカーでもあるドリー・パートンや、偉大なソングライターの一人であり、カントリー界によりフォークな感性を持ち込んだクリス・クリストファーソンを挙げており、ジョニ・ミッチェルについても次のように語っている。

「彼女はカントリー歌手ではありませんが、私が非常に大きな影響を受けたアーティストです。子供の頃、私はずっと彼女のことをカントリー歌手だと思っていました。彼女はいつも人生についての深い物語や等身大のストーリーについて歌っていました。そしてそのほとんど自伝的だったのです」

Written By Paul Sexton


シャナイア・トゥエイン『Queen Of Me』
2023年2月3日発売
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music




Share this story
Share
日本版uDiscoverSNSをフォローして最新情報をGET!!

uDiscover store

Click to comment

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Don't Miss