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クイーン「Now I’m Here」:ライヴのオープニング曲として愛されてきた不滅のアンセム
50年に及ぶクイーン(Queen)のキャリアから、貴重な蔵出しライヴ映像や、最新パフォーマンス、舞台裏を明かすインタビュー等を50週にわたって紹介していくバンドの最新ウェビソード・シリーズ『Queen the Greatest Live』。
先日公開された第5話では、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが、クイーンのライヴを盛り上げるための彼らの戦術と哲学について明かしていたが、新たに公開された第6話では、無数のショーのオープニングを飾り、クイーンのステージで最も演奏されてきたハードロック・アンセム「Now I’m Here」の以下4つのライヴ・パフォーマンスが紹介されている。
・1974年のロンドンのレインボー・シアター
・1975年のロンドンのハマースミス公演からのライヴ映像
・クイーン+アダム・ランバートによる2014年の東京サマーソニック
・2022年ロンドンO2アリーナでの「Rhapsody Over London」のソールドアウト・ショー
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1974年の夏にブライアン・メイが書いた「Now I’m Here」は、イントロの印象的なリフから、ヴォーカルとギターが爆発的な展開を繰り広げ導火線に火をつける理想的なオープニング曲となっている。生前のフレディ・マーキュリーがレコード・ミラー紙に語っていたように、この曲はクイーンが根っからのロックンロール・バンドであることをファンに思い出させる1曲なのだ。
1974年のスタジオ・アルバム『Sheer Heart Attack』のハイライトとして、クイーンはすぐに「Now I’m Here」を彼らのライヴのオープニング曲に採用した。この『Queen the Greatest Live』第6話の冒頭では、70年代のクイーン公演で、「I’m just a new man!」というセリフでショーが幕開けする瞬間を、暗闇の中待つファンたちの熱気と興奮に包まれた会場の様子が再現されている。
ブライアン・メイが生んだ「Now I’m Here」は、アダム・ランバート+クイーンのコンサートにおいても、大衆と新ラインナップの顔合わせに相応しいオープニング曲として重要な役割を果たしている。
『Queen the Greatest Live』第6話では、そんなアダム・ランバート+クイーンによる「Now I’m Here」のパフォーマンスも振り返っており、東京サマーソニックのステージで、歌舞伎からインスパイアされた巨大な幕が落ち、ブライアンとロジャーが激しい演奏を繰り出す様子は、文字通り観客を感動で涙させた。
Written By Tim Peacock
クイーン『The Miracle Collector’s Edition』
2022年11月18日発売
国内盤: 5CD/DVD/Blu-ray/LP
国内盤: 2CD
輸入盤: 7inchアナログ
*日本盤には『THE MIRACLE RADIO INTERVIEWS』の訳、映像の字幕付き
ロジャー・テイラー『The Outsider Tour Live』
2022年9月30日発売
日本盤CD:2022年12月21日発売
CD / iTunes Store / Apple Music / Amazon Music
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