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Apple、カラオケ機能「Apple Music Sing」を発表。今月末に提供開始予定
Appleが、ヴォーカルの音量を調節することができ、音節ごとにタイムリーに正確に表示される歌詞に合わせて一緒に歌うことができる新機能「Apple Music Sing」を2022年12月7日に発表した。提供開始は今月末、開始時には数千万の楽曲が対象で今後楽曲数は増えていく予定だ。
Apple Music Singは、リードボーカルを歌ったり、デュエットを歌ったり、バックボーカルを歌ったりできるように音楽と同期される複数の歌詞をみながら、カラオケ的に楽曲を歌えることができ、歌詞を見ながらヴォーカルのヴォリュームも自由に調整できるのが特徴だ。
Apple Music Singは、今月後半に世界中のApple Musicのサブスクリプションの登録者が利用できるようになり、iPhone、iPad、最新のApple TV 4Kで楽しむことができる。 AppleのApple MusicおよびBeats担当バイスプレジデント、オリバー・シュッサーは次のようにコメントを寄せている
「Apple Musicの歌詞表示は常に、私たちのサービスにおいて最も人気のある機能の一つです。私たちは、世界中のユーザーが好きな曲に合わせて歌うことが大好きなことを知っていました。そこで、このサービスをさらに進化させ、歌うことを通じて音楽にさらに親しんでもらいたいと考えました。とても楽しい機能なので、きっと気に入っていただけると思います」
発表されているApple Music Singの機能は以下の通り。
- ボーカルの音量調節:楽曲のボーカルの音量を調節できます。Apple Musicで配信されている数百万曲について、元々のアーティストのボーカルと一緒に歌うか、リードボーカルを歌うか、あるいは両方を歌うかを決めることができます。
- 音節ごとにタイムリーに正確に表示される歌詞:好きな曲に合わせて、より正確なタイミングで歌うことができます。画面では、ボーカルのリズムに合わせて言葉が踊っているかのように、歌われている部分が正確にハイライトされます。
- バックボーカル:同時に歌われるボーカルラインを、メインボーカルとは別にアニメーション表示させることで、ユーザーがたどりやすいように工夫されています。
- デュエット表示:画面の両側に複数のボーカルが表示され、デュエット曲や複数のシンガーによる楽曲に合わせて歌いやすくなります。
Written By uDiscover Team
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