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サブライムの伝記映画の製作が発表。脚本は『オザークへようこそ』、監督は『ハンガー・ゲーム』
米メディアDeadlineが、近日公開予定のサブライム(Sublime)の伝記映画の詳細を明らかにした。ソニー・ピクチャーズ製作のもと、『オザークへようこそ』のクリス・マンディが脚本を担当し、『ハンガー・ゲーム』シリーズで知られるフランシス・ローレンスが監督を務める予定だ。
同映画にエクゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねているサブライムのメンバー、バド・ゴウとエリック・ウィルソン、そしてブラッドリー・ノウェル財団の代表である妻のトロイと息子のヤコブ・ノウェルは、次のような共同声明を発表している。
「偉大なるフランシス・ローレンスとクリス・マンディに私たちの物語を手掛けてもらえることは、この上なく光栄であり、非常にワクワクしています。この映画を実現させるために何年も粘り強くビジョンを持ち続けたピーター・パターノとデイヴ・カプラン(Surfdog)には心から感謝していますし、ソニーの3000ピクチャーズとチャーニン・エンターテインメントにも、我々を信じ、大きなスクリーンでこの映画を公開してくれることに感謝しています。ブラッドリーの才能と精神は、この素晴らしいプロジェクトの一部になることを確信しています」
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マネージャーのデイヴ・カプランはこう述べている。
「サブライムの桁外れにカッコよく重要なストーリーがついに語られることなり、大変嬉しく思っています。彼らはその短い活動期間の中で、多くの音楽ジャンル、カルチャー、ライフスタイルを融合させた大胆不敵なパイオニアとなり、その音楽は今日でも多くのミュージシャンやアーティストに影響を与え続けています。この6年間、ピーター・パターノと私は、この映画に相応しいパートナーを探し求め、3000ピクチャーズのエリザベス・ガブラーとマリサ・パイヴァ、そしてチャーニン(・エンターテインメント)のフランシス・ローレンス、クリス・マンディによる“ドリームチーム”に手掛けていただけることになりました。映画の完成が待ち遠しいです」
また、この発表にあわせて1992年のサブライムのアルバム『40oz. To Freedom』より、「Waiting For My Ruca」のミュージック・ビデオが公開された。母親がリクライニングチェアで居眠りをしている間に、娘が彼氏とこっそり家を抜け出しパーティに出かけていくというストーリーが展開されるの同ビデオは下記よりご覧いただける。
Written By Tim Peacock
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