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デフ・レパードとモトリー・クルーのジョイント・ツアーが全世界ツアー集客チャートで首位
米音楽興行業界サイトのポールスターが、過去30日間に行われたライヴの平均チケット販売枚数で、全世界で最も集客力のある75のアクティブなツアーをランク付けしている“LIVE75”チャートで、デフ・レパード(Def Leppard)とモトリー・クルー(Mötley Crüe)のジョイント・ツアー「The Stadium Tour」がトップに躍り出た。
ポールスターによると、ポイズン、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツがサポートを務める「The Stadium Tour」は、アメリカ国内の11会場で行われたコンサートで全チケットの96%が販売され、1公演あたりの平均販売座席数は36,934席だったという。また、平均興行収入は、今週ランクインした全75ツアーの中で最高額となる494万ドルを記録し、「ヘヴィ・ヒッター」ステータスを獲得している。
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新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、2020年から延期され、さらに2021年に再延期されたこの大規模な北米ツアーは、今年6月16日にジョージア州アトランタから開幕し、9月9日のラスベガスで最終日を迎える予定だ。
「The Stadium Tour」は、モトリー・クルーにとって2014から2015年にかけて行われたバンドの“解散ツアー”以来、初のライヴ日程となる。彼らは2011年にポイズンとのツアーを行い、デフ・レパードも2017年にポイズンと共にツアーを行っているが、この4組のアーティストが長期にわたるツアーを共同開催するのはこれが初となる。
彼らの2014/2015年の解散ツアーに出費したモトリー・クルー・ファンは、2015年12月にロサンゼルスのステイプルズ・センターで行われたファイナル公演を最後に、彼らが復帰することはないと信じ込んでいた。バンドは、同ツアー敢行前に署名した「ツアー活動の中止」に関わる合意書が、モトリー・クルーのツアー活動が本当にこれで終わるという事実を確固たるものにしたと宣言していた。
モトリー・クルーのドラマーであるトミー・リーは、この「The Stadium Tour」が始める2週間ほど前に負傷し、開幕からの数公演にはフル参加することできなかったが、6月28日、ノースカロライナ州シャーロットのバンク・オブ・アメリカ・スタジアムで行われた公演で初めてライヴ全編に演奏している。彼の妻によると、トミー・リーはツアー・リハーサル中にナッシュビルの宿泊先の階段から転落し、右側の肋骨4本を骨折したという。
Written By Tim Peacock
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