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グラス・アニマルズ「Heat Waves」が初の全米No.1獲得。1位到達までの歴代最長記録を更新
英オルタナティヴ・ロックバンド、グラス・アニマルズ(Glass Animals)の「Heat Waves」が、最新の全米シングル・チャートでバンド初の1位獲得し、同時に同チャートの新記録を塗り替える快挙を達成した。
2020年6月、バンド3作目のスタジオ・アルバム『Dreamland』からのシングルとしてリリースされた「Heat Waves」は、チャートインから59週かけて同チャートを緩やかに上昇し、これまでマライア・キャリーの「All I Want for Christmas is You」が保持していた全米1位到達までの歴代チャートイン最長記録(35週)を更新し、バンド史上最も成功を収めた楽曲となっている。
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グラス・アニマルズは、これまでも「Heat Waves」で数々の目覚ましいチャートでの成功を収めており、今月初めには、米ビルボードの「Global Hot 200」をはじめ、「Adult Top 40」や「Hot AC」などのラジオ・チャートでも首位を獲得している他、1月下旬には、Spotifyの全世界のチャート「TOP 50 Global」で、累計10億回以上のストリーミング再生数で1位を記録。
同シングルを収録したアルバム『Dreamland』には、2018年にドラマーのジョー・シーワードが遭遇した恐ろしい自転車事故後、生死を彷徨う彼に対してフロントマンのデイヴ・ベイリーが抱いた感情など、彼らの個人的な経験を元にした楽曲が収録されている。デイヴ・ベイリーは、2021年に行われたウェブメディア“Songwriter Universe”のインタビューに、「このアルバムは自分の心にとても近い、今までで最もパーソナルな作品なんです」と明かしており、また、世界的なパンデミックの最中、新作アルバムをリリースすることの難しさについてはこう語っていた。
「それについてのガイドブックはありませんでした。でも同時に、その恐怖が、新作についての発表や実際のリリース時に、とりわけクリエイティブな表現方法をとるよう僕らを駆り立てたんです」
現地時間、2022年4月3日に開催される今年のグラミー賞で、“最優秀新人賞”にノミネートされているグラス・アニマルズは、現在新作を記念した“Dreamland Tour”の北米公演を敢行中で、この夏は、オーストラリアでも同ツアーを行う他、グラストンベリー、ニューヨークのガバナーズ・ボール、マドリードのマッド・クール・フェスティバル、ロラパルーザ・ストックホルムなど、英国、ヨーロッパ、アメリカ各地の大型フェスティバルを廻る予定だ。詳しいツアー日程やチケットの詳細は、バンドの公式ウェブサイトでご覧いただける。
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「Heat Waves」収録アルバム
グラス・アニマルズ『Dreamland』
2020年8月7日発売
iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music
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