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“レコード・ストア・デイ2022”の作品が明らかに。ストーンズのベスト盤、ザ・フー40周年記念盤等
2022年4月23日(土)に世界各地のインディペンデント系レコード・ショップを中心に開催される“レコード・ストア・デイ2022”に向けて、ブロンディ、ザ・ローリング・ストーンズ、クランベリーズなど、多数のアーティストによるエキサイティングな作品のリリースが発表された。
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ザ・ローリング・ストーンズのベスト盤『More Hot Rocks (Big Hits & Fazed Cookies)』のアナログ盤での再発は、往年のロック・ファンにとって非常に楽しみなリリースとなりそうだ。
「It’s All Over Now」と「Not Fade Away」の名カヴァーに加え、サイケデリックな「Dandelion」、「She’s a Rainbow」「Have You Seen Your Mother, Baby, Standing in the Shadow?」「Out of Time」「Tell Me」「We Love You」などをフィーチャーしたこのコンピレーションには、バンドのヒット曲や隠れた名曲に加え、1972年のオリジナル盤リリース当時はアメリカで入手不可能だったレア音源など全25曲が収録されている。
ザ・フーのアルバム『It’s Hard』の発売40周年を記念した2枚組アナログ盤も登場する。ディスク1のオレンジ・カラー・ヴァイナルにはハーフ・スピード・マスタリングによるリマスター音源を収録し、イエロー・カラー・ヴァイナルのディスク2には、アルバムの残りの収録曲に加え、レア音源や未発表音源が追加収録されている。リチャード・エヴァンスによるアートワークがジャケット写真を飾るこのエディションには、発売当時のポスターも封入される。
パンクやインディー・ロックのファンは、ブロンディの最も有名で成功を収めたシングルの一つである「Sunday Girl」をフィーチャーした4曲入り限定盤EPに歓喜するだろう。1979年にリリースされたブロンディのマルチミリオンセラー・アルバム『Parallel Lines』からの「Sunday Girl」は、アメリカ、イギリスを含む世界6カ国で1位に輝いた「Heart of Glass」に続くシングルで、イギリスで再び1位を獲得した他、ヨーロッパ各地でTOP10ヒットを記録した。
その他のリリース作品には、ジェシー・ウェア『Devotion』の10周年記念ゴールド・エディション、ジョン・ウィリアムズ『The Cowboy』の新装盤、スコット・ウォーカーのコンピレーション『Boy Child』のアップデート盤、クランベリーズ『Remembering Dolores』の新装盤、ザ・キュアー『Pornography』の待望の再発などがある。
クリア・ヴァイナルで登場するカリ・ウチスの『Sin Miedo (Del Amor y Otros Demonios) ∞ 』の“レコード・ストア・デイ2022”パッケージには、限定カバーアートとポスターが封入される。テイラー・スウィフトのグラミー受賞アルバム『folklore』からの「the lakes」と「the lakes (original version)」のレコード・ストア・デイ限定7インチ・シングル・レコードもファンにとっては嬉しいアイテムになりそうだ。「the lakes (original version)」がアナログ盤で発売されるのは今回が初となる。サム・スミスが2013年に発表したEP『Nirvana』もアナログ盤で登場し、タイトル曲に加え、「Safe with Me」、「I’ve Told You Now」のライヴ・ヴァージョン、「Latch」のアコースティック・ヴァージョンが収録されている。
さらに、ケイシー・マスグレイヴスは最新アルバム『star-crossed』の両面ピクチャー・ディスク仕様の限定アナログ盤を、U2は『A Celebration』の40周年記念エディションを、セイント・ヴィンセントは、キャリー・ブラウンスタインと共に主演を務める映画『The Nowhere Inn』の公式サウンドトラックをリリースする。彼女の書き下ろし作品3曲を収録した今作は、オレンジのカラー・ヴァイナルでプレスされている。
ブラック・ピューマズは、6枚の7インチ・シングルに2曲のボーナスト・ラックを収録した豪華アートワークのコレクターズ・エディション・7インチBOXセットをリリースする。今作には、「Black Moon Rising」、「Colors」、「Know You Better」に加え、バッドバッドノットグッドとピート・ロックによるリミックスも収録される。
サウンドトラック界からは、デヴィッド・リンチ監督作として知られる映画『ブルーベルベット』の独創性に富んだスコア盤が再発される。長く発売されていたアンジェロ・バダラメンティ作曲によるオリジナル・スコア盤の内容が60分拡大され、2枚組アナログ盤となったこのデラックス・エディションには、ボビー・ヴィントンによる1963年の有名な主題歌「Blue Velvet」の録音に加え、「Lumberton Firewood」と題された未発表キュー、アウトテイクやオルタネイト・トラックが追加収録されている。
また、クラフト・レコーディングズからは、コマンダー・ヴィーナス(ブライト・アイズのコナー・オバーストが10代の頃参加した)、ブラン・ニュー・ヘヴィーズ(ギャング・スター、ファーサイド、クール・G・ラップらが参加)、コレクティヴ・ソウル、ジョナサン・リッチマン、ザ・モダン・ラヴァーズ、アート・ペッパー、エスター・マロウらの作品が、ファニア・レコードからは、フラッシュ&ザ・ダイナミクスによるサイケ・ロックのレア盤も再発される他、コンピレーション・シリーズ“Jazz Dispensary”の最新作は、キャノンボール・アダレイ、ヒューストン・パーソン、カタリスト、バーケイズらのトラックを収録し、リスナーをソウルフルな瞑想の旅へと誘う。
“レコード・ストア・デイ2022”の発売タイトルと参加店は海外公式サイトでご覧いただける。
Written By Will Schube
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