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ジェイ・Z、映画『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール』のためにインスタ開設するも一瞬で削除
ジェイ・Z(Jay-Z)がプロデュースを手掛けるNetflixの新作映画『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール: 報復の荒野』(原題:The Harder They Fall)のプロモーションのために新たなインスタグラム・アカウントを開設。しかし、現在はなんらかの理由で削除されている。
2021年11月2日夜に公開されたこのアカウント(@jayz)は、数時間のうちに150万人のフォロワーを獲得していたが、同アカウントがフォローしているのは唯一、妻のビヨンセのみで、これまで誰もフォローしていなかったビヨンセもジェイ・Zのアカウントをフォローを返しており、お互いが唯一のフォロワーとなっていた。
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先月末、ジェイ・Zは、映画『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール: 報復の荒野』のサウンドトラックから、ジェイダキス、コンウェイ・ザ・マシーンとのコラボ曲で、UKドリルの人気スターバックロード・ジーをフィーチャーした新曲「King Kong Riddim」を公開した。
ジェイ・Zが、同映画の脚本・監督を務めるジェイムズ・サミュエルと共作・共同プロデュースしたこのサウンドトラックには、その他にもジェイ・Z&キッド・カディの「Guns Go Bang」、レゲエ・アーティストのコフィーをフィーチャーしたタイトル曲「The Harder They Fall」、ローリン・ヒルがジェイムズ・サミュエルと共同プロディースしたファトゥマタ・ジャワラとのコラボ曲「Black Woman」などの楽曲を収録し、シール、シーロー・グリーンら多彩なアーティストがゲスト参加を果たしている。
全米での先行劇場公開を経て、11月3日からNetflixで全世界配信がスタートした西部劇映画『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール: 報復の荒野』は、ジェイ・Zがジェームズ・ラシターと共同プロデューサーを務め、ジェイムズ・サミュエルが、サウンドトラックの作曲とプロデュースを担当している。
自分の両親を殺したライバル・グループのリーダー格の男が刑務所から釈放されることを知った主人公が、その男に復讐するために立ち上がるという2つのグループの対決を描いた同映画では、ジョナサン・メイジャーが主人公のナット・ラブを、イドリス・エルバが敵役のルーファス・バックを演じ、他にもレジーナ・キング、ザジー・ビーツ、デルロイ・リンド、ラキース・スタンフィールドらが出演している。
ジェイ・Zの他の話題といえば、この夏の初め、高級美術品マーケットのサザビーズは、ジェイ・Zのデビュー・アルバム『Reasonable Doubt』の発売25周年を記念して、そのジャケット写真を再構築した一点もののNFTアート作品『Heir to the Throne』のオークションを開始することを発表した。
この作品を担当したアーティストのデリック・アダムスは、ジェイ・Z本人からの依頼により、唯一の公式アニバーサリー・イベントとして『Reasonable Doubt』のデジタルアートワークを制作。アルバムの元のタイトルにちなんで名付けられた『Heir to the Throne』は、デリック・アダムス作品の特徴であるシャープな色使いと多次元的なテクスチャーを用いて、オリジナルのアートワークに幾何学的なアプローチを施している。
Written By Will Schube
映画『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール: 報復の荒野』(原題:The Harder They Fall)サウンドトラック
2021年10月29日配信
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