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ガールズ・アラウドのサラ・ハーディングが39歳で逝去。その功績を辿る

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Photo: Paul Bergen/Redfern

英国のポップグループ、ガールズ・アラウド(Girls Aloud)のメンバーであるサラ・ハーディングが2021年9月5日に39歳で逝去した。彼女は乳がんを患っていたが、体の他の部分にも転移していた。

このニュースは、サラの母親であるマリーによってInstagramで次のように発表された。

「私の美しい娘、サラが残念ながら亡くなってしまったことを、深い悲しみをもってお伝えします。サラが癌と闘っていたことをご存知の方も多いと思いますが、癌と診断されてから最後の日まで、彼女はとても強く闘っていました。彼女は今朝、静かに息を引き取りました」

「この1年間、皆様の温かいご支援に感謝いたします。それはサラにとって世界を意味し、愛されていることを知ることは彼女に大きな力と安らぎを与えてくれました。彼女がこの恐ろしい病気との戦いで記憶されることを望まないことは分かっています。彼女は明るく輝く星だったので、代わりにそのように記憶されることを願っています」

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Girls Aloud – Sound Of The Underground (Official Video)

イギリスのポップス界のスターたちも、このニュースにすぐさま反応。スパイス・ガールズのジェリ・ハリウェルは「安らかに、サラ・ハーディング。あなたは、世界にもたらした光と喜びのために記憶されるでしょう」と投稿している。

スパンダー・バレエのマーティン・ケンプは「とても悲しい、私の心はあなたの友人と家族、そしてすべてのファンとともにあります」とSNSに投稿している。

サラ・ハーディングは2020年8月に乳がんで闘病していることが明らかになり、彼女は回顧録『Hear Me Out』の中で、昨年の12月に医師から「今年のクリスマスが最後のクリスマスになりそうだと告げられた」と記していた。

5人組のガールズ・アラウドは2002年に結成され「Sound of the Underground」やプリテンダーズの「I’ll Stand By You」のカバー、シュガーベイブスと共演したエアロスミス「Walk This Way」のカバー、ブリッド・アワードを受賞した「The Promise」で全英1位を獲得するなど、華々しい成功を収め、2002年から2009年、そして2012年から2013年にかけて活動。2012年の「Something New」を最後に、合計21曲のトップ10ヒットを記録した。

Girls Aloud – The Promise (Live at The BRIT Awards, 2009)

ガールズ・アラウドは、5枚のスタジオ・アルバムをリリースし、そのすべてが英国で少なくともプラチナ認定を受け、2008年に発売した5枚目のアルバム『Out of Control』では1位を獲得。また、2枚のベスト盤、2枚のライブ盤、1枚のリミックス・アルバムもリリース。イギリスでのシングルとアルバムの売上は合計800万枚を超え、2008年にはオフィシャル・チャート・カンパニーによって、この10年間で最も売れたガールズ・グループに選ばれている。

Girls Aloud – Something New (Official Video)

Written By Paul Sexton


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