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レゴが新鋭ラッパーのベイカー・ボーイやINXSとコラボして「New Sensation」のダンスビデオを公開
オーストラリア出身の新鋭ラッパー、ベイカー・ボーイ(Baker Boy)が、レゴ(LEGO)と伝説のロックバンド、INXS(インエクセス)とのコラボレーションで、遊び心に溢れるダンス・ビデオを制作した。
1987年に発売したINXSの楽曲「New Sensation」に合わせて、ベイカー・ボーイと彼の仲間たちがシドニーの街中をダンスしながら巡るこのビデオは、レゴがリリースした新アプリ“VIDIYO”のために作られたものだ。
同ビデオには、ベーカー・ボーイに加え、INXSのオリジナル・メンバーであるカーク ペンギリーとジョン・ファリスや、レゴのミニフィギュアであるL.L.A.M.A.(ラッパー兼DJで、名前は“Love, Laughter, And Music Always”を頭文字をとったもの)も登場する。
L.L.A.M.A.は、レゴのミニフィギュアとして初めてレコード・レーベル(ユニバーサル ミュージック グループ)と契約を結び、VIDIYOから楽曲をリリースした最初のアーティストとなった。
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今年初め、レゴとユニバーサル ミュージック グループ(以下UMG)は、UMGが誇る膨大なカタログの楽曲を使って、子供たちが独自のミュージック・ビデオを作成し、それを独自のプラットフォーム上で共有できる合弁事業“VIDIYO”を発表した。
7歳から10歳までの子供を対象とした同アプリは、レゴのミニフィギュアと“ビートビット BeatBits”と呼ばれる正方形のレゴ・タイルを撮影することで、ダンスを含む様々な音声・映像効果を取り込むことができ、フィジカルとデジタルの遊びの両方を楽しめるというものだ。また、このプラットフォームには、ソーシャルメディアとしての機能も搭載されており、ユーザーは、自ら作成した5秒、10秒、15秒、20秒のクリップをアプリのフィードに安全にアップロードし、共有することができる。
今回のコラボレーションについてベイカー・ボーイは次のように述べている。
「VIDIYOは、僕が子供の頃にあったらよかったと思えるようなアプリです。僕はずっとダンスやパフォーマンスすることが大好きだったので、(僕が子供の頃に)こんなアプリがあったなら、自分の夢をより現実的に感じられたでしょうし、自分のクリエイティヴなビジョンをかたちにするのに役立ったことでしょう。VIDIYOが世界中の子供たちに大きな夢を与え、ちょっとしたダンスでさえも、無限の可能性を持っているということを知ってもらえればと思っています」
レゴとベイカー・ボーイは、子供たちが楽曲に乗せてダンスをしたり、自宅からダンス・チャレンジに参加したりできるようにダンスのチュートリアルを作成し、ベイカー・ボーイのインスタグラムやレゴのソーシャル・チャンネルで公開している。
一方、INXSの創設メンバーでドラマーのジョン・ファリスは、今回のレゴとのコラボレーションについて、今年1月16日に逝去したバンドのマネージャーのクリス・“CM”・マーフィーが、バンドに抱いていたビジョンを反映したものであると明かしこう語っている。
「INXSのレガシーは、常に幅広い層にバンドの曲を聴いてもらうことを奨励し、それを楽しんできました。だからこそクリスは、INXSの名と音楽を来るべき世代に引き継ぎ、現代の子供たちの間にファンベースを築き続けていくために、INXSがファンク・ロックの名曲‘New Sensation’でレゴやベイカー・ボーイとコラボレーションすることを望んでいました。私たちは、創造し、プロデュースし、自らの作品で主演を務めるように、次世代の音楽クリエイターたちをインスパイアできることを願っています」
Written By Sam Armstrong
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